松本潤が太った?体型激変の真相と役作りの舞台裏、独立後の現在
松 潤 太ったという検索ワードがタイムラインや掲示板を駆け巡ったのは、記憶に新しい。かつてのシャープなフェイスラインやスリムな体躯を知るファンからすれば、スクリーンの向こう側に現れた彼の変貌ぶりに一瞬言葉を失ったとしても不思議ではない。だが、単なる体重増加として片付けるには、あまりに文脈を無視した見方だ。
テレビ番組や公の場に彼が姿を現すたび、一部で囁かれる松 潤 太ったという声に対し、現場の記者や映画関係者が抱く印象はまったく異なる。日本のエンターテインメント界を牽引し続けてきたトップランナーが、40代を迎えてどのような身体的・精神的変遷を辿っているのか。芸能ジャーナリズムの視点から、その全貌を解き明かしたい。
激変の理由は役作りか私生活の変化か?囁かれる真相に迫る
ビジュアルの変化が取り沙汰される発端となったのは、画面越しに伝わる圧倒的な骨太感と、ふくよかささえ感じさせる堂々たる佇まいだった。「多忙によるストレスなのか」「それとも年齢に伴う代謝の変化か」など、ネット上では憶測が飛び交った。
しかし、関係者の証言を総合すると、その実情は極めてストイックなプロ意識の産物である。松本潤という表現者は、作品ごとに自らの肉体を極限までコントロールすることで知られる。プライベートで怠惰な生活を送った結果ではなく、彼が目指す表現のステージがシフトしたことによる意図的な肉体改造だったのだ。
『どうする家康』から『正三角形関係』へ――徹底したバルクアップの軌跡
ターニングポイントとなったのは、NHK総合で放送された大河ドラマ『どうする家康』だ。主演として徳川家康の生涯を演じ抜く中で、青年期の華奢な武将から、天下人としての貫禄を誇る晩年までを表現する必要があった。
松本は晩年の家康を演じるにあたり、あえて体重を増やし、重厚感をまとうための役作り(バルクアップ)を敢行した。単に太るのではなく、筋肉量を維持しながら脂肪を乗せる緻密な増量プランだ。その直後、舞台『正三角形関係』(NODA・MAP)への出演に向け、今度は舞台特有の過酷な運動量に耐えうる肉体へと再構築していった。この短期間での劇的な体重の増減が、ファンの目には「激変」と映ったのである。
独立と「株式会社MJP」設立がもたらした環境の変化
肉体面だけでなく、彼を取り巻くビジネス環境も大きな転換期を迎えた。STARTO ENTERTAINMENTから独立し、個人会社「株式会社MJP」を立ち上げたことで、彼はプレイヤーであると同時に経営者・プロデューサーとしての重責も担うこととなった。
自らのスケジュールや制作環境をハンドリングする立場になったことで、以前のような「常にアイドル然としたルックスを維持する」プレッシャーから解放され、より本質的な役柄ファーストの体型管理を選択できるようになったとも言える。日々の食事管理やトレーニングも、見せるための筋肉ではなく、長時間の舞台や過密な撮影を支える機能的な肉体作りにシフトしている。
『99.9』やNetflix世界展開で見せる、表現者としての新たな覚悟
代表作である『99.9-刑事専門弁護士-』で見せた切れ味鋭いコミカルな演技から、近年の骨太なヒューマンドラマまで、彼の演技の幅は確実に広がっている。現在ではNetflixをはじめとするグローバル配信プラットフォームを視野に入れたプロジェクトも進行しており、求められるのは「美少年」ではなく「人間味と深みを持つ大人の男」のリアリティだ。
海外の映画祭や配信市場において、過度に痩身な俳優よりも、説得力のある体格を持つ俳優の方が評価されやすい傾向がある。松本の体格の変化は、世界市場を見据えた長期的なキャリア戦略の一環とも受け取れる。
嵐の絆とこれからの展望
個人会社を設立してなお、嵐(ARASHI)という母体に対する彼の情熱はいささかも揺らいでいない。グループの活動休止中もメンバー間の連携は密であり、演出家としての松本潤の手腕に対する期待は業界内外で高まり続けている。
外見の些細な増減に一喜一憂するフェーズはとうに過ぎた。年を重ねるごとに渋みと重厚さを増すその姿は、アイドルから真の表現者へと脱皮を遂げた証左に他ならない。スクリーンの内外で進化を続ける彼の次なる一手から、目が離せない。 (出典: 松 潤 太った(Yahoo!ニュース))